お知らせ&ブログ
コロナ感染拡大が止まらない中ではありましたが、予定通り近藤嘉宏さんのピアノ
リサイタルを開催しました。
公演前には、近藤さんによる「公開特別レッスン」の時間も設け、4名の受講者の
方々が熱心に近藤先生のアドヴァイスに耳を傾けていらっしゃいました。
南大阪方面ではなかなか機会がなく、今回皆さんに大変喜んでいただきましたの
で、今後も続けていければと考えております。
近藤さんは前日の夜遅くに岸和田入りされ、朝早くからのレッスンに引き続き
休まれる間もなく開演の時間を迎えられました。
体力的、精神的にも大変なスケジュールのなか、第1線で活躍をされ続けている
ピアニストの驚異的な集中力をひしひしと感じるリサイタルとなりました。
■L.V.ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ 第8番 Op.「悲愴」
■J.ブラームス : 6つの小品 OP.118
換気を兼ねた休憩のあと、
■F.リスト : ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178a
昨年末にリリースされた最新盤「リスト・パラフレーズ」に収めれている大曲
ですが「まるでリストが乗り移ったかのよう・・」とお客様からのお声が上が
ったほど素晴らしい演奏でした。
大変重厚なプログラムでしたが、近藤さんの深い音楽性を感じる幸せで貴重な
時間となりました。
終演後は近藤さん達てのご希望もあり、マスクやゴム手袋で安全に最大限配慮
しサイン会も行いました。今このような状況のなかにおいて、足を運んでいた
だいたお客様への感謝の思いが込み上げてこられたそうです。
コロナ渦の開催ですので、検温や消毒・マスクの着用など皆さまには大変ご不便を
お掛けしましたが、快くご協力いただき本当にありがとうごいました!
皆さまのお陰様で無事に公演を終えることができましたこと、心より感謝しており
ます。
また、厳しい状況のなか来阪いただき、改めて生の演奏の素晴らしさを伝えていた
だいた近藤嘉宏さん、本当にありがとうございました!
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