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朝からどんよりとしたお天気ですね、午後からは晴れ間がでてくるそうですが。
さて、10/14「関西弦楽四重奏団」さんに演奏いただく曲目紹介の続きです♬
■イタリア風セレナーデ / フーゴ・ヴォルフ
後期ロマン派の作曲家であったヴォルフ(オーストリア)の作品。
管弦楽バージョンもありますが、もともとは弦楽四重奏としてつくられました。
流れるようなセレナーデの主題を軸に生き生きと、また情熱的な高まりを見せ
最後は静かに終わる・・・約7分という短めの曲ですが、聴いていてワクワク
するような楽しさがあります。
※セレナーデとは → 18世紀以前は、恋人や女性に歌って聞かせる性質を持
つ夜に演奏するための曲でした。しかし19世紀までに、演奏会用の作品に変
わっていき、伝統的な儀礼などとは無縁となっています。
■弦楽四重奏曲第2番ニ長調より 第3楽章「ノクターン」 / ボロディン
ロシアのボロディンは、科学者・医師でもあったという多才な作曲家です。
歌劇『イーゴリ公』の「だったん人の踊り」は特に良く知られている曲ですね。
この弦楽四重奏曲第2番は、愛を告白した20周年記念に妻に贈った曲だそう
です。なかでも第3楽章の「ノクターン」は、秋の夜長に聴くのにもぴったり
のロマンティックかつ温もりを感じる曲です。弦楽器のふくよかな音色と、音
の伸びをお愉しみください。
※ノクターンとは → ショパンのピアノ曲が有名ですが、日本語では「夜想曲」。
ひっそりと静まりかえった湖・あるいは海・または森の中、その落ち着いた時
間のなか月の光が浮かび、時おりやさしい風がそよいでくる・・・といった夜
の情緒を言い表す言葉ですが、実際の時間は明け方だそうです。
ジョン・フィールドが夜の情緒を表す叙情的な小品曲として創始しましたが、
ショパンによって、より自由でロマンティックな作風に発展させました。
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