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寒いながらも晴れ間がのぞいた29日の日曜日、クラリネット・ファゴット・ピアノ
の楽しい音楽会を行いました♪
運動会などでよく流れている「天国と地獄」の軽快な曲からスタート!
その後、稲本さんがクラリネットとファゴットの楽器をわかりやすく紹介してくれました。
クラリネットは、主に黒檀という堅い木でつくられた「木管楽器」で、リードと呼ばれる薄片
の振動体を息を吹き込むことによって振動させ、音を出しているそうです。音域が広く、メロ
ディーを担当したり、伴奏にまわったりと幅広い役割を果たしているのですね。
また、管をひとつずつ外して分解しながら「クラリネットこわしちゃった」を実演~マウスピースだけでもきちんと音が出るのですね。
ファゴットは、リードが2枚「ダブルリード」の楽器。(クラリネットはシングルリード)
管楽器の中でも低い音域を担当し、運指や音程のコントロールが難しいんですって。でも桑原正善さんは、時にはメロディーパートを担当したり、信じられない速さの運指と息を駆使し超絶技巧を披露。普段、なかなか単独で聴く機会がないファゴットの魅力をたっぷり伝えていただきました。
「ハンガリー舞曲第1番」の演奏のあと、稲本さんが用意くださったストローを使って、リードで音を出す仕組みを体験♪
息苦しくて、なかなか音を出すことができませんでした~こんなに大変な楽器を軽々と演奏されているのかと思うと、驚きです!
「プリンク・プレンク・プランク」「チャルダッシュ」「剣の舞」と、実際にはかなり苦しい曲ばかりだそうですが、そんな様子は一切感じられず大変楽しませていただきました。
ピアノは当ホール2回目の登場、河内仁志さん。一段と表現力に磨きのかかった素敵な演奏でした♪
第2部は
「ドナウ川のさざなみ」
「はじまり」稲本さんオリジナル
「アヴェ・マリア」
「命の奇跡」
「大切な人」
最後はグリンカ「悲愴トリオ」。クラリネット・ファゴット・ピアノのために作られた楽曲で、大変聴きごたえのある素晴らしい演奏でした。
会場のみなさんからの拍手が鳴りやまず、アンコール「ダニーボーイ」をしっとりと・・・
そして最後のさいご「リベルタンゴ」。木管楽器の魅力をたっぷりと味わわせていただきました!!
稲本さん・桑原さん・河内さん、本当にありがとうございました。
そして、今回も約50名のたくさんのお客さまにご来場いただきました。心より感謝申し上げます。
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