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少し遅くなりましたが、シルバーウィークの最終日23日に「アンサンブル・モンソロ」
のコンサートを行いました♪
日本ツアーの一環として当ホールでの演奏が実現したのですが、パリ国立高等音楽院を
優秀な成績で卒業されたメンバーばかり。ゲネプロから、熱の入ったディスカッション
が繰り広げられ、本番での演奏を最高のものにしよう!という姿勢が伝わってきました。
日本のクラシック教育界は、いつになったら、このような若くても素晴らしい主張ので
できる演奏家を育ててくれるのでしょうか(あくまでもスタッフMの私見です。)
スタートは、シューマン「幻想小曲集 作品88」のトリオ演奏から♪
2曲目はメンバー4人揃っての演奏です。
モーツァルト「ピアノ四重奏曲第1番 ト短調K.478」
とてもふくよかな響きで余韻音も美しかったですね~心躍るモーツァルトでした♪
ピアノはエマニュエル・クリスチャンさん。
ヴァイオリンは日本人でありながら、海外で活躍されている本田早美花さん。
弱音がかすれることなく、とっても美しい音を奏でられていたのが印象的でした。
ヴィオラはシルバン・デュランテルさん。
チェロはジュリアン・ラジニアックさん。
アンコールの「チャルダッシュ」では、超絶技巧の素晴らしい演奏に驚かされました。
休憩をはさんで・・・
ショーソン「ピアノ四重奏曲イ長調 作品30」、40分を超える大曲です。
日本ではあまり馴染みのない作曲家だと思いますが、緻密な音楽性・勢いと若さ溢れる演奏に引き込まれました。
最後の曲は、みなさんお馴染みのクライスラー「愛の喜び」。
そして鳴りやまない拍手にアンコールで応えてくれました~モンティ「チャルダッシュ」。
モンソロのみなさん、素晴らしい演奏を本当にありがとうございました!!
ツアー最終日まで体力勝負でもあると思いますが、益々のご活躍をお祈りしています。
今回、お越しいただきましたお客さまには心より感謝申し上げます。
このあとも魅力的なコンサートが続きますので、是非ともお足をお運びくださいませ。
そして譜めくりをしていただいた本田早美花さんのお母さま、長時間にわたり本当に
ありがとうございました。
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