お知らせ&ブログ

「第3回むくの木オーディオショー」終わりました☆彡

4/19の日曜、「第3回むくの木オーディオショー」を開催しました。
早朝から激しい雨が降っていましたが、開催時刻の10時にはピタッとやみ
たくさんのお客さまにお越しいだきました(遠くは関東圏から!)。
臨時駐車場も用意しておりましたが、予想外のお客様の車ですぐにいっぱい
となり、ご迷惑おかけしてしまいました・・・大変申し訳ありませんでした。
オーディオ敷地
代表理事の奥からの挨拶でスタート
オーディオ奥挨拶
オーディオ1
お客さま方は、休憩時間を利用してメーカーの方に質問されたり、機器を間近で
見られたりと興味深く過ごしておられました。
オーディオ休憩
今回、各メーカーの皆さまにも大変お世話になりました。
前日から2日間にわたって機器の搬入やセッティング、音出しにいたるまで
大変なご苦労があったと思います。
三菱電機さま・ザンデンさま・TADLさま・ダイヤソウルさま、どうもありがとう
ございました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!
DSC_0490
”第3回むくの木オーディオショー” を終えて
   皆様、むくの木ホール代表理事の奥です。
   この度も、多くの方々の御参加をいただき、大変ありがとうございました。今回のオーディオショーは如何でしたでしょうか? ショーの最後にも申し上げました様に、今後のショーの更なる充実の為にも、皆様のご意見を頂けましたら幸いです。
   さて、過去2回は私自身が曲紹介や機器操作などを担当していたこともあり、音を聴くという状況にはなかったのですが、今回は幸い素晴らしいプレゼンターにも恵まれ、客席の隅で比較的ゆっくりと音を聴かせてもらいました。結果として、前日までの機器設置の際に聴いていた音と当日の音はかなり違いがありました。勿論前日までの方が断然よかった印象です。➀試聴位置の違い ②会場内人数の増加 など、考えられる原因は色々あるのでしょうが、機器を通しての音楽再生の複雑さを改めて実感しました。生のコンサートの場合は、リハーサルと本番とで、これ程の差異を感じることはありません。全体が創り出す音楽エネルギーの差によるものなのでしょうか? かといって無駄にアンプのヴォリュームを上げても意味がないことぐらいは容易に理解できます。各機器のベストパフォーマンスを耳にしていただけた方々はどの位いらっしゃったのでしょうか? 試聴位置や人数を制限して、100%といかないまでもある程度納得のいく音を聴いてもらわないと開発者や機器にも申し訳ない気持ちである一方、折角の機会なんでなるべく多くの人々の目や耳に触れてもらいたいという想いもあります。これがオーディオショーの限界かもしれません。ホールの音響特性に関しては、設計段階から、そしてホール完成後も日々研究・調整を続けてきて、日本中(いや、世界中・・・)のどこと比較してもひけをとらないような環境が構築されていると自負していますが、”オーディオ道”の奥の深さを再認識しました。ショーが開催者側の自己満足に終わらないよう、今後も創意工夫を重ねて、皆様に喜んでいただけるショーにしていきたいと考えています。
 追伸)今回の機器に興味をもたれた方や、それ以外でも機器の試聴ご希望の方は、当施設内のオーディオサロン“あなろぐふぁーむ” 072-493-6927 中田まで、ご相談下さい。

 

2015年04月22日イベント

みなさんからのコメント

  • 先日のオーディオショーに参加させていただいたのですが、奥様のあまりにも率直で正直なコメントにはいささか感動させられました。
    主宰者側として、ここまでの率直な物言いはなかなかでkるものではないので、逆に信頼感が深まりました。

    この2年ほど、定年退職時にオーディオのシステムを一新しようと思い立ち、機会があるごとにあちこちのオーディオショーに参加してきました。その結果は惨憺たるもので、なるほどこういうぶっつけ本番の会場でオーディオ器機をまともに鳴らすのは至難の業なんだと教えられました。

    オーディオというのはどうやら骨董の世界に近いと思うようになってきました。

    骨董品は美術品とニアイコールのようなのですが、本質的に異なる世界を持っています。
    それは、骨董品は美術品のように、展示してあるものを眺めるだけでは何も分からないということです。
    骨董品というものは美術品とは違って、身銭を切って自分の手もとに置き、それを眺めたりなで回したりしているうちにそのものの良さみたいなものが身に染みてきて、その結果としてはじめてそのもの価値が見えてくるものです。

    どうやらオーディオというものも、身銭を切って手もとに置いてみて、それをあれこれ使いこなしていく中ではじめてそのものの良さが身に染みてくることで、はじめてそれぞれの器機の価値が分かるような気がします。

    そして、そうやってなで回しているうちに、その品が偽物であることに気づいて苦い思いを味わうのもよく似ています。
    しかし、そうやって苦い思いをしながら鍛えられていくのも、両者よく似ているような気がしました。

    オーディオショーというのは、もしかしたら骨董品を美術館に飾って眺める行為に近いのかもしれません。
    ですから、この1年ほどは、「これを買いたいかどうか」という視点で聞くようになってから、オーディオショーが美術館の展示品からオークション会場くらいの雰囲気にはなってきたかな?とは思っています。

    そして、今回のオーディオショーに関していえば、残念ながら「買いたい」と思える器機とは出会えませんでした。
    唯一、TDKの小型スピーカーには「可能性」を感じましたが、もう一押し背中を押してくれるような魅力的な音で鳴ってほしかったです。
    ダイヤモンド・ソウルのようなスピーカーはとてもじゃないが「買えない」ので(^^;午前中で失礼してしまいました。

    それから最後に蛇足ながら、パソコンからの再生で入力系があまりにもプアなことは気になりました。
    昨今のPCオーディオの時流からいえば、Macのノートパソコンにインストールしたフリーのソフトで再生するなどというのは、考えられないほどのルーズさでした。
    特にこのあたりはネット上でユーザーサイドが熱心に論議がなされ、その結果として技術的にもかなり進んでいるので、気になった方が多かったのではないかと推測します。

    2015年4月26日18:25yung
    •  yung様、貴重なご意見ありがとうございました。

       yung様の”オーディオ=骨董 論” 非常に興味深く拝読させていただきました。

       TADのスピーカーに興味を持たれたのなら、ご自宅での再試聴などの調整をさせていただけますので、お気軽に「あなろぐふぁーむ」中田までご相談下さい。

       また、ハイレゾ音源コーナーでは、MacPCなどのパソコンからの再生が、”プアな入力系”とご指摘いただきました。確かにオーディオファイルの中には、増幅系や出力系に多くの投資をしているなかで、どうして音源だけが普通のパソコンなのか・・・と疑問を感じておられる方も少なくないことでしょう。しかし、ご存知のようにハイレゾ音源ではデジタルデータがあまりにも膨大になりすぎて、CDなどの既存の汎用メディアでは処理しきれず、大きなデータ管理場所が必要になってきます。それがPCのなかのHDですが、最近ではそのHDだけをPCから切り離した音楽保管専用高品質HD(NASと呼ばれています)なども発売されています。そこから単純に音楽をとりだしてアナログに変換してアンプに信号を送るシステムも構築(LINNなどがその先端メーカーの一つだと思いますが)されていますが、それなら”プアな入力系”というご批判にも十分対応できる入力系であると感じています。

       次回の、オーディオショーではそのあたりを特集してみたいと考えています。どうもPCオーディオには馴染めないが、容易に世界最高レベルのハイレゾ音源をストレスなく聴きたい・・・と自分自身が感じている中、色々勉強して皆様と一緒に楽しめるハイエンドサウンドを追求していけたらと考えています。もちろんアナログサウンドにおいても、違った意味でのハイエンドを引き続き追求していきたいと思います。

       今後ともご指導のほど、どうぞ宜しくお願いいたします。

       「むくの木ホール」 奥

      2015年4月28日17:33むくの木ホール

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